技術書典サークル参加の振り返り
6/25(土)技術書典にサークル参加してきました。
同人誌を作るのは初めてでしたが色々と試行錯誤して、
たくさんの方に楽しんでいただけて良かったです!
備忘録も兼ねて、振り返りをしておきたいと思います。
他の方の参考になれば!
当日の概要
設営
スペースはこんな感じ。
自分の格好はウーパールーパーTシャツ+名札。
頒布
「ウーパールーパーを支える技術」表紙込み28ページ、300円で頒布。
37部が2時間半で完売しました!
その後も見本誌を置いていて、欲しかったと言ってくれた人も大勢いて嬉しかったです!
参考までに、頒布ペースを公開。
時間(30分毎) | 頒布数 |
---|---|
11:00- | 8 |
11:30- | 5 |
12:00- | 7 |
12:30- | 10 |
13:00- | 6 |
13:30- | 1 |
参加前は「6時間で完売するには10分に1冊ペース…そんなに売れるのか!?」と思っていましたが、
実際には5分に1冊ぐらいのペースで売れていたようです。
買えなかった方には申し訳ないのですが、完売すると気楽になって、
話をしたり他を回ったりの時間を作れたのも良かったのかなと思いました。
お隣さんも完売していたので、お互い見本誌を読んで話したり出来て楽しかったです。
良かったこと
- 同人誌を書いて頒布する経験が出来た!
- たくさんの人と会ったり話したり出来た!
- IllustratorやInDesignを少し使えるようになった!
- たくさんの技術書に囲まれて、学ぶ意欲が上がった!
- オフ会状態になり、今後の交流のきっかけになった!
- グッズを作ったり、売り子で姉が名古屋から来てくれたり、とにかく楽しかった!
大変だったこと
- すべて初めてなので調べながらでとても時間がかかった。
- 文章も図も編集も設営準備もサイト制作も、全部自分でやるのは作業量が多かった。
反省点
- こんなに早く完売すると思ってなかった。完売後に電子に切り替えてた人達はさすがだー。
- 見本誌が1冊だと2人以上同時に来て足りないことがあった。
- 自分ことで精一杯で他のサークルチェックが疎かに。買い忘れが…
- 運営から来るメールを売り子に共有しておらず、ルールの認識違いがあった。
収支
良いのかわかんないけども、他の方も公開してたので公開しちゃうよ!
参考になれば。
売上
300円 × 37部 = 11,100円
経費
どこまで含めるのか微妙ではありますが。
本の制作費用
内容 | 金額 |
---|---|
印刷代 | 10,037円 |
参加費 | 5,000円 |
Adobe Illustrator(1ヶ月) | 3,180円 |
Adobe InDesign(1ヶ月) | 3,180円 |
勉強会参加費*2 | 2,000円 |
資料用ウーパールーパー本 | 約 1,000円 |
勉強会、資料集め、当日などの交通費 | 約 2,000円 |
デザイナー 兼 売り子代 | 打ち上げ代(姉なので破格) |
執筆合宿費 | 2万円ぐらい? |
スペース用備品
内容 | 金額 |
---|---|
布 | 1,200円 |
ポスター*3 | 1,000円 |
ポスタースタンド | 1,400円 |
100均の備品(台、メモスタンド * 2、タブレット立て、 本立て、コインケース * 2、ラミネート * 2、 ポスターケース、名札、セロテープ、ミニカッター) |
1,300円 |
POP印刷 | 120円 |
Tシャツ | 3,500円 |
うわぁ、実は合計金額を計算したくないぐらい使っていた\(^o^)/
これでもAdobe製品は初回30日無料を使えたこと、
印刷所を超安いところにしたこと(その分、色の出はいまいちだった)
デザイン・売り子は家族なおかげで使ってない方だと思います。
赤字黒字ではなく「趣味でお金を使っている」という感覚が正しいです。
部数が少ないところはどこもそんなもんかと。
ただ赤字が多すぎると続けられないので、もう少し何とかなると良いですね。
お金に関して余談
「一般参加も有料で良いからもっと広い会場を」という声もチラホラ見かけましたが、
当日の人の入り次第で運営が赤字をかぶるリスク、
受付の手間、再入場やトラブル時の返金、不正対策など、神経も人手もかかりすぎるでしょう。
お金を集めるのにかかるコストを上乗せすると高めになり、
来場者が少なくなり、サークル側としては悲しくなるので、難しいところですね。
用意したお釣り
小銭は500円玉×3、100円玉×18で用意してました。
最初の方に1000円札が続き、足りなくなるか不安なところでした。
確か100円玉が10枚切ったタイミングや、500円玉が残り1枚になったタイミングがありました。
途中ハラハラしたので、安心するならもう少し用意した方が良かったです。
(最終的には100円だらけになりましたが)
俺GJだったこと
- タブレットを使ったウーパー中継の展示は話すきっかけになって良かった。
- タブレット用に電源タップを借りていたが長さが足りないことを想定し、延長コードを用意しておいた。USBケーブルも延長を用意し、それでちょうど足りるぐらいだった。
- POPなどを多めに印刷しておいたので、足りないときにすぐ出せた。
- 布にポケットをつけておいたので、ペンや追加用POPなどすぐ出せて便利だった。
- 結構喋り通しなので、のど飴を用意しておいた。
- twitterで活発に発言していたので、他のサークル参加者さんに認識してもらいやすかった。
失敗したこと
- 前日の飲み会で2次会まで参加し、目覚ましもかけずに寝てしまった(でも寝坊しなかったのは奇跡)。
- タブレットの充電が不十分で、充電しながらでも電池が途中で切れてしまった。(代わりに携帯でしばらくつなぎをした)。
わりと用意周到なタイプの自分ですが、直前に酒でやらかしちゃいましたね☆
さいごに
技術書典が無ければ本を書き上げることは出来なかったし、
ダイレクトに読者のリアクションが見ることは出来なかったので、最高の体験が出来ました!
電子化・増版なども出来たら良いなーーー
制作の道のりも書いてたのですが長くなりすぎたので、また別で書きたいと思います!